親のことを嫌いでもいいですか?

親に感謝できなくても幸せになれますか? その答えは・・・・・

親子だってどんな感情があってもいい・・・

こんばんは、おひさまギフトの藤井です。

私のクライエントさんで、

親との関係でご相談に来られる方の中には

ご自身の中に

様々な感情が溢れ、

自分で自分の気持ちが理解できず

混乱し、辛くなっている方も多いのです。

 

親に対して、

子供の頃は親が大好きだったという感情、

子供の頃の親と過ごした楽しい思い出、

親のことを心配する気持ち、

親に腹を立てている気持ち、

親に自分のことを分かってもらいたいという気持ち、

親にガッカリしている気持ち、

親に裏切られたという気持ち、

親のことが嫌だという気持ち、

親に対して諦めている気持ち、

親とは距離を取りたいという気持ち、

親には感謝している部分もあるが、

それ以上に感謝できない気持ちの方が強い等々

様々な気持ちや感情が入り混じっているのです。

 

頭では、

自分の親とは分かり合えないと理解していても

長年の習慣で

今度こそは、分かってもらえるかも、

今度こそは、良い関係が築けるのではと期待し、

その期待が裏切られ、ガッカリし、

更に傷ついていくことも多いのです。

 

 そして、親とうまく関係が気づけなかった自分のことを

自分が悪いのだと責め

罪悪感で一杯にされている方もいます。

 

あまりにもたくさんの気持ちや感情が一緒にある為に、

自分の中で制御できないように感じ、

胸の中がザワザワと落ち着かなくなり、

苦しくなってくることがあるのです。

 

いろいろな感情は、

相手が親だからこそ

湧き上がってくるのです。

 

赤の他人なら、もう会わないと決めれば、

親に対して程、様々な感情に振り回されることはないのです。

 

相手が親だからこそ、

根底に子供の頃の楽しい思い出等や、

分かり合えた瞬間の記憶があるが故に、

今、分かり合えないことがとても苦しいのです。

期待するが故に

ガッカリして傷ついて落ち込むのです。

 

喜怒哀楽

他にもさまざま感情がありますが、

全てあってもいいのです。

感情にいい悪いはないのです。

自分に必要だから、その感情が起きているのです。

 

そして、子供の頃から

自然と湧き上がってきた気持ちや感情を抑圧してきた人も多いのです。

その抑圧してきた感情が、

何かのきっかけで溢れ、

自分で制御できないように感じてしまうことがあるのです。

 

湧き上がってきた感情を

無理やり抑えようとせずに、

その感情があることをまずは受け入れてみましょう。

今の自分には、様々な気持ちや感情がある、

そしてどんな感情も自分の中に一緒にあっても

いいと許可してみてください。

 

どうしても、自分で苦しくなったら、

紙に書きだしてみてください。

自分の中で湧き上がってくる気持ちや、感情、

そして溢れてきそうな考え等、

何でもOKです。

自分だけに分かるように書き出したら、

その紙を破り捨てるなり、

燃やすのも有りです。

(但し、火の安全には気をつけてくださいね)

 

それでも苦しい時には、

セラピーやカウンセリングを受けるという選択肢もありますので・・・

 

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 親と子のおひさまギフト