親との距離を取るとは?
こんばんは、おひさまギフトの藤井です。
親に感謝できない自分は、
感謝できないほど傷ついているんだと
前回のブログで書きました。
親に感謝できない自分をこれ以上苦しめないためにも、
まずは、物理的に距離を取りましょう。
もしも、親元を離れて一人暮らしをできるようなら
離れてみる。
それが無理なら、
親と接する時間を極力少なくする。
もう実際にしているかもしれませんが、
今まで以上に離れてもいいのです。
さらに、心理的な距離も取りましょう。
親は、離れていこうとするあなたのことを
心配し、
更にコントロールしようとして、
あの手この手で、阻止しようとするでしょう。
今まで親の言うことを聞いていた良い子のあなたが
離れていこうとすると、
親は、「親のことを捨てるの?」などと
泣き落としの作戦に出てくるかもしれません・・・
もしくは、今まで以上に、
干渉を強めてこようとするかもしれません・・・
そんな時は、
親にこれ以上自分のエネルギーを奪われないように
親は親
自分は自分と境界線を引きましょう。
親からの影響を最小限にするための
心理的な境界線です。
イメージの中で、自分の周りと
親の周りに境界線を引いて見るのです。
心理的な境界線を引くことで、
親からの余分な影響を最小限にすることが可能となります。
ぜひ、試してみてくださいね。
あなたと親の関係の中で何が起きているかを
簡単に説明しますね。
赤ちゃんの時のあなたは、
母親と一心同体でした。
図①の状態です。
あなたは母親の存在が無いと生きていけない状態でした。
あなたが成長するに従って、
徐々に母親との違いを認識していきます。
その状態が図②です。
健全な親子関係だと
図③のように少しづつ離れて自我が芽生えてくる部分と
重なっている部分も両方あってもOKな関係になるのです。
ただあなたの親子関係の場合、
図④のように、親のエネルギーが強く
あなたのところまで侵食している感じになっているのです。
だからこそ、一度試しに
図⑤のように、境界線を引いて離れてどう感じるかを
ぜひ体験してほしいのです。
親と心理的に境界線を引いて離れてみてどう感じますか・・・
もし、心のどこかが、
少しでも楽になったらそれだけでOKなのです。
ぜひお試しくださいね。